公共哲学
公共哲学
政治における道徳を考える
マイケル・サンデル
鬼澤忍(訳)
今良く聞くハーバード大学のM・サンデル教授の本です。
正義・善について 現在における意義を提示していきます。
政治はどこまで個人に関与し、
どのような公共性をもつべきなのか?
グロバール化して張り巡らされていく経済活動に
コミュニティはどうあるべきか?
教授から課題を思考することを求められます。
カントからはじめる人が選択できる自由に対し
個人的には少し疑問符がありますが
他者との関わりを含め向き合う必要があります。
正義・善について分けて思考していますが
自分の中では混在しています。
第1部 アメリカの市民生活
(現在の状態を説明しています)
第2部 道徳と政治の議論
(州営宝くじに、教育、公共場など わかりやすい箇所です)
第3部 リベラリズム、多元主義、コミュニティ
(教授の立場が一番説明されていますが、逆に難しいです)