グイン・サーガ 122
グイン・サーガ 122
豹頭王の苦悩
栗本 薫
グインの122です。
復讐のため自らを痛め続ける
その方向でしか手段が無いのか
自身が救われようと願った光が閉じて
何度も何度も立ち向かって
自分自身が好きになれるように
願わずにはいられないが
自分が救えなかったことを悔やみ
人を救えると思えること自体無理があると思うが
結局のとこ ダメだと判断した時点で
そのことは胸に仕舞い断ち切るのは
生きる上で正しいのだけど
埒外のことを理解しようとするが
それは仮想でしかなく
自分の理解できる範囲で収める
何事も無く 健やかにすごせれば
それに越したことなくそのほうが楽に進める
人の痛みが分かってしまう
その生い立ち自身が痛く
本当は手を差し伸べてあげればいのだが
求められないと延ばすことなく
立場として世間を見て過ごしていく
自ら進んでいくのではなく
受身で その人の喜びも悲しみも
ずっと見続けていてその人に生があるから
存在を続けていてその人を亡くさないため
自分の命を捧げてしまう
今回のグインはグタグタの回でした。
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