進化しすぎた脳
進化しすぎた脳
池谷 裕二 (著)
脳の最先端、記憶のメカニズム、意識の問題等を
中高生相手に講義した内容が4章と
新たに大学での1章を加えた5章で構成されています。
理解し易い形で表現され、
わかりやすく読むことができます。
「私」という箇所は一端外に置く態度をとっていますが、
意識の指標として「表現が選択できる」ことをあげています。
脳はいまだわからないとこばかりで、とても面白いです。
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進化しすぎた脳
池谷 裕二 (著)
脳の最先端、記憶のメカニズム、意識の問題等を
中高生相手に講義した内容が4章と
新たに大学での1章を加えた5章で構成されています。
理解し易い形で表現され、
わかりやすく読むことができます。
「私」という箇所は一端外に置く態度をとっていますが、
意識の指標として「表現が選択できる」ことをあげています。
脳はいまだわからないとこばかりで、とても面白いです。
漢字の起源
藤堂 明保 (著)
最初の発行はかなり古い1966みたいですが、
文章も古い話のようなかんじもなく、
様々な漢字の成り立ちの解説が
歴史と合わせ語られ面白く読めました。
科学とオカルト
池田 清彦 (著)
オカルトから科学へ移行していく状態
科学が行えないこと
科学の隙間をぬって沸き起こるカルト・オカルト
基本ラインとしては、作者の考えに近いです。
面白くよめました。
量が少なく、すぐ読み終わるのは残念です。
アリスの論理
不思議の国の英語を読む
宗宮 喜代子 (著)
ディズニーの不思議の国のアリスしか見たことなく、
原作を読んだことが無いですが、
ルイス=キャロルのアリスの英語の世界が
面白く垣間見えます。
古典論理の世界の中で、
英語・訳と解説を記していますが、
英語をかなり忘れているので、
ちょっとだけ進みが遅かったです。
キャロルが何を悩み遊んでいるか、
少しわかったような気がします。
原作も今度読んでみたいです。
クレヨンしんちゃんアニメ版
ひまわり争奪!?Wじいちゃん来襲
臼井 儀人 (著)
今回のアニメはWじいちゃんとしんちゃんサラリーマンです。
クオリア入門
心が脳を感じるとき
茂木 健一郎 (著)
面白く読めるには読めましたが、クオリアの概念が、
個人的にはどことなくしっくりきません。
様々な表象がクオリアとなることは、
様々な表象を細分化し情報処理しているのとはどう違うのか。
クオリアと志向性がマッチし結ばれる、
これが正しい解答とは思いませんが
何らかのフィルタがあり情報のマッチング/選択作業が
行われているような気はします。
おそらく何らかの仕組みにより方向性を持っているのだろうが、
結局そのファーストステップが不明で、
まだよく分からないという感じです。
心が脳の活動によるというのは正しいと思いますが、
構造によるのか、どう生じるのか、
まだ上の次元など何らかの仕組みがあるのか、途上です。
インディアンポーカーで、
相手のカードで手探りして自分を見つけてる状態、
そしてルールから外れ鏡に映して虚像を見ているが、
カードの模様は複雑で巨大で全体を見ることがかなわず、
引き剥がして見ることは物理的に制限が加わり適うことができない。
こんなことが浮かびました。
妖怪始末人トラ・貧!! 1
魔夜 峰央 (著)
トラウマの続きです。
基本的には水木御大のゲゲゲの鬼太郎を魔夜流に
描きなおした作品だと思うのですが、
魔夜さんのテイストがなかなか面白いです。
あと秋田書店の文庫コミックは若干紙質が、
いまいちな感じがしてしまいます。